一生懸命考えても考えが深まらないときや、浅い考えで終えてしまうことがある。
そのうようなとき「何故」を3回問いてみよう。
何故不安になるのか?何故不安になるのか?何故不安になるのか?
そう考えてみると不安の種は意外と小さいものだったりする。
このように何故を考えることをクセとしておく。
そうすると自分が何か言ったあとに必ず何故ならを頭の中で言ってみる。
そうすることにより、自然と考える力がついていくのだろうと思う。
まずは「共通点」「相違点」に注目して、「共通点」の概念を拡げていく。
いろいろな共通点を集めていって、それを統合し、より大きな共通点で抽象化していくといいだろう。
男と女の共通点は「人間」。
では、人間と動物や植物の共通点はというと「生物」というように、共通点の概念が大きくなればなるほど抽象化されていく。
このように共通点と相違点に注目して、見かけの違い、事実としての違いを越えた共通点が何かないか探していく。
より大きな共通点にまとめあげていく。
これが抽象化していく技術であり、考える訓練ではなかろうか。
自分の考えがいまひとつはっきりしない。
その答えがいいのかどうかわからない。
そのようなとき、極端な意見に触れることが考える訓練の入口になるのではないかと思う。
自分で考えるとき、何か本質をいい表す言葉を考えて、あえて極端な言葉を言ってみてもいいのでは。
あえて極端まで突き詰めるとはっきりしなかった本質が見えてくることもあるのではなかろうか。
ああでもない、こうでもない、と言葉を探していく過程で、本質が見えてくる場合もあるのでは。
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